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 読んだ本メモじわじわと更新するよ 050〜

「太陽の塔」/森見登美彦/新潮社(新潮文庫) うわぁ、痛い! なんだこれ!って思わず声を上げてしまいたくなる恥ずかしさ。かなりいけてない大学生生活、もうあきれ返るほどのフラれ男子のウジウジさ全開で、かなり内容が無く(褒め言葉)だらだらと日常…

 ひさびさの読書メモ。047〜

この前の「ラノベ強化合宿・四国珍道中」に読んだ本たち。って、まだそこ書けてないけど。 「さよなら妖精」/米澤穂信/東京創元社(創元推理文庫) 1991年4月に始まる、遠い国からやってきた、ある「妖精」の話。 謎解き要素は散りばめられているけれど、…

 停滞していた間に読んでいた本/感想メモ残せませんでしたorz ver./なのでカウントしません_リスト

感想書けたら、別の場所に移すかもしれないけど…、現状では期待薄かな…。 「退職刑事 (1)」「退職刑事〈2〉」「退職刑事〈3〉」「退職刑事〈4〉」「退職刑事〈5〉」「退職刑事〈6〉」 「ライトノベル「超」入門」 「沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上)」「沈まぬ…

 停滞していた間に読んでいた本/ちゃんと感想はかけましたよ先行ver./No.042〜

「三月は深き紅の淵を」/恩田陸/講談社(講談社文庫) うーん、なんて言ったらいいんだろう。端的に言えば、架空の同名書籍にまつわる連作、なのだけど。ミステリーとは言い難い(謎解きとしてはあまりにもご都合だし)けれど、ホラーとも言えないし、頭が…

 読んだ本 039〜

「乃木坂春香の秘密」(1)〜(3)・以下続刊/五十嵐雄策/メディアワークス(電撃文庫) なんともかわいらしいコメディだよな。そんなにアキバオタク系ってだけで迫害されるかなぁ、という疑問もあるのだけど、まあかわいいから許すという感じ*1。薦めてもらっ…

 読んだ本 037〜

「酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記」/恩田陸/講談社 “ノスタルジアの魔術師”が、アイルランドの「心のふるさと」タラで思い描くという描写は、それだけでも価値があったと思いました。好きな小説家が、どのようにイメージを構想するのか、「イメージを喚起…

 本の整理のために、

こんなのを買いました。見たとおりバーコードリーダーです。設定も何もしなくても、USBでPCにつないだらすぐに使えるんですね。すごいなあ。コンビニとかでアルバイトした経験がないから、バーコード読みとりって結構新鮮な気分。 で、何をしようかと思った…

 読んだ本 035〜

「ピピネラ」/松尾由美/講談社(講談社文庫) なんていうんだろう、ミステリーとファンタジーが融合したような話か。「抑圧された自分」という形、この前の西澤保彦のシリーズとはまた別の面からのジェンダー論であるのかも、などと思ったり。その立場・状…

 読んだ本/再読モノ 032〜

「仔羊たちの聖夜(イヴ)」/西澤保彦 /角川書店(角川文庫) 「スコッチ・ゲーム」/西澤保彦/角川書店(角川文庫) 「依存」/西澤保彦/幻冬社(幻冬社文庫) 西澤保彦の匠千暁シリーズを無性に読みたくなって、本棚をひっくり返して週末にシリーズ再読…

 読んだ本 027〜

「球形の季節」/恩田陸/新潮社(新潮文庫) 「噂から都市伝説が始まり、噂が噂を読んで…」地方都市の高校生の感じている"大人の階段をのぼる"過程での葛藤と民俗学・社会学、ファンタジーがまとめてセットになったような。すごく人物が活き活きとしている、…

 読んだ本 024〜

「でりつま」/山名沢湖/双葉社(アクションコミックス) ももえさんが一家に一人いたらさぞ平和だろうなぁ。ああ、もう連載終わってしまっていたのか。なんとなく残念。 <はてな年間100冊読書クラブ 024/100> 「数奇にして有限の良い終末を―I Say Essay …

 読んだ本 023

「ジェノサイドの丘―ルワンダ虐殺の隠された真実」上・下巻/Philip Gourevitch、柳下毅一郎(訳)/WAVE出版 金曜日、「ホテル・ルワンダ」という映画を見てきた。 『たった100日の間で、100万もの人々が虐殺された。』…今からほんの12年ほど前に。IDカードを…

 読んだ本 019〜

「繋がれた明日」/真保裕一/朝日新聞社(朝日文庫) なんとも重い。暗いというのではなくテーマとして考えるのには重たい、という意。犯罪を犯した側の心理と、犠牲になった側の心理、どちらに感情移入するということもできない。でも、恵まれた話かもしれ…

 読んだ本 015〜

「六枚のとんかつ」/蘇部健一/講談社(講談社文庫) 噂には聞いていたけど、衝撃のミステリーだ…。大駄作とも奇作ともいえるのがわかる気がする。なんというかあまりにバカバカしくて、これはありと思わせる何かがあるような気が…するだけなのでしょうか。…

 読んだ本

だんだんと一冊づつメモする余裕がなくなってきていたりするのだけど…でもこうなるとどこまでメモしていけるかの意地ってものもでてきて… あ、あと「近藤本と梅田本欲しい!」です。せっかくなので言っておく。 「操縦不能」/内田幹樹/新潮社(新潮文庫) …

 読んだ本

「虚構大学」/清水一行/光文社(光文社文庫) 時代背景(1960年代?)も考慮したとしても、こういうどろどろとした世界に関わりたくはないな。がんばっても救われないのですよ、真っ当な方法では。しかし、なかなか興味深く面白い話と思ったのですけど、こ…

 読んだ本

(1) 「オー・マイ・ガアッ!」/浅田次郎/集英社(集英社文庫) 個人的には『作家の浅田次郎』より『競馬・ギャンブル好きの浅田次郎』の方が印象強いのだけど、何かうまく融合し過ぎてる感じ。とりあえずラスベガスに行きたくなります。最後うまくまとまり…

 はてな年間100冊読書クラブ

最近見つけて気になっていた、id:chachakiさんが主催されている「はてな年間100冊読書クラブ」という1年間で100冊(でなくてもいいようですが)本を読もうというはてなダイアリークラブに参加してみようかなと思います。結構前からあったんですね。はてなダ…

 読んだ本:「ソニー病」/城島明彦+井上トシユキ+神島巽+西和彦+津田大介+藤根靖晃+梶季夫+杉山勝彦/洋泉社(Yosensha Paperbacks)

ただのソニー批判本ではなく、なぜ昔の栄光の時代からかってのような勢いを失うようになってしまったのか、ということが様々な視点から語られている。各自の視点がバランス良く、おかげで一気に読んでしまった。「糞ニー」の語源や、「VAIO pocket」「ネット…

 1月前半に読んだ「恩田陸」 

「ねじの回転 FEBRUARY MOMENT」上・下巻/恩田 陸/集英社(集英社文庫) 「ライオンハート」/恩田 陸/新潮社(新潮文庫) たまたま12月下旬に全く別の書店で全く別々の考えで買った毛色の違う2冊が、どちらも恩田陸だったということに読後に気づいてなんとも…

 12月に読んだ本メモ、その1(続編あるかどうかは未定…)

「博士の愛した数式」/小川洋子/新潮社(新潮文庫) この前(id:knyacki_j:20051127#p3)早く文庫にならないかな、などと書いていたら、ちょうど同じぐらいのタイミングで文庫化されていたという。書店で見かけビックリしたのだけど、即購入し読みました。…

 11月に読んだ本メモ、ノンフィクション&エッセイあたり

長くなったので「続きを読む」で。

 11月に読んだ本メモ、コミックスあたり

「もうすこしがんばりましょう」2/山口舞子/白泉社(花とゆめコミックススペシャル) もうすこしがんばりましょう 2 (花とゆめCOMICS)作者: 山口舞子出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2005/11/18メディア: コミック購入: 1人 クリック: 6回この商品を含む…

 旅先で読んだ本

「火車」/宮部みゆき/新潮社(新潮文庫) 火車 (新潮文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1998/01/30メディア: 文庫購入: 47人 クリック: 454回この商品を含むブログ (460件) を見る 自己破産を巡る2人の女性の悲しい運命。休職中の刑事…

 最近読んだ本、8月前半編

「アホウドリの糞でできた国 ナウル共和国物語」/古田靖(文)・寄藤文平(絵)/アスペクト アホウドリの糞でできた国―ナウル共和国物語作者: 古田靖,寄藤文平出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2004/12/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 47回この商品…

 この夏の2冊。その2

「ネバーランド」/恩田陸/集英社(集英社文庫) ネバーランド (集英社文庫)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 集英社発売日: 2003/05/20メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 52回この商品を含むブログ (227件) を見る とある田舎の伝統男子校、その一角にある古…

 この夏の2冊。その1

8月前半に呼んだ本の中から。 「軍艦島の遺産 風化する近代日本の象徴」/後藤惠之輔・坂本道徳/長崎新聞社 軍艦島の遺産―風化する近代日本の象徴 (長崎新聞新書 (015))作者: 後藤惠之輔,坂本道徳出版社/メーカー: 長崎新聞社発売日: 2005/04メディア: 新書…

 「九州遺産 近現代遺産編101」/砂田光紀/弦書房

九州遺産―近現代遺産編101作者: 砂田光紀,国土交通省九州運輸局出版社/メーカー: 弦書房発売日: 2005/06/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 53回この商品を含むブログ (16件) を見る この本いい! この前長崎に行ったときに、郷土本探…

 ちょっと遅れで、最近読んだ本、7月中〜下旬編/ひと言だけ感想バージョン

法月綸太郎の功績/法月綸太郎/講談社(講談社文庫) 法月綸太郎の功績 (講談社文庫)作者: 法月綸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/06/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (31件) を見る おもしろい、っちゃぁ面白いんで…

 旅行中に読んだ本。「サマー/タイム/トラベラー2」/新城カズマ/早川書房(ハヤカワ文庫JA)

サマー/タイム/トラベラー (2) (ハヤカワ文庫JA)作者: 新城カズマ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/07/21メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 89回この商品を含むブログ (278件) を見る 一気に読んでしまった分、盛り上がりより読後の脱力感の方が強か…