読んだ本 024〜
「でりつま」/山名沢湖/双葉社(アクションコミックス)
ももえさんが一家に一人いたらさぞ平和だろうなぁ。ああ、もう連載終わってしまっていたのか。なんとなく残念。
<はてな年間100冊読書クラブ 024/100>
「数奇にして有限の良い終末を―I Say Essay Everyday」/森博嗣/幻冬舎(幻冬舎文庫)
実は森博嗣著書で一番気に入っていたシリーズ、これで完結。作家と趣味の間に浮き出ている大学教員の生活も面白かった。次は「工学部水柿助教授」シリーズが早く文庫になってくれることを願っていよう。
<はてな年間100冊読書クラブ 025/100>
「実録・老舗百貨店凋落〈流通業界再編の光と影〉」/北海道新聞取材班/講談社(講談社文庫)
この前、釧路の丸井今井に入ったけど、平日だから人が少なかったのもあるけど、立地場所にしてもフロアにしても、今の地方都市には合っていないのだろうなぁとは思いました。あのサイズの地方都市で、車での来店が前提でないことも、この時代にはマッチしていないだろうし。
実際の丸井今井の現在の姿は、メインバンクの崩壊と創業者一族の元社長の公私混同的乱脈経営で最初の危機を迎えた事がそもそものきっかけではあるのだろうけど、おそらくそのようなことがなかったとしても、遅かれど現在のような状況は出てきていたのでは、と思います。といっても、札幌という100万都市を抱えていてのこの状況はもったいないとも思いますが。そういった、全体の流れを知るのに、なかなか興味深い本でした。
<はてな年間100冊読書クラブ 026/100>