読んだ本 「「教育七五三」の現場から」/瀧井 宏臣/祥伝社(祥伝社新書)

 なんか最近、近所のお子さんが夜12時過ぎとかに起きているのを耳にし、最近の子ども達は遅くまで起きているのだなという状況と、仕事先でよく聞く小学校の学級崩壊などの事例の話とが、この本を読んでどこかでつながったような感じ。最近話題の「早起きをする」「朝ご飯を食べる」=学力向上、とは言えないけれど(そう簡単なものではないらしい)、大人も含めた生活習慣の悪化が子ども達に影響を与えている可能性は高そうという。改善が個々でできることだけではない分、簡単に解決できる問題ではないことが問題の根深さを示唆しているといえる。

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