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感想書けたら、別の場所に移すかもしれないけど…、現状では期待薄かな…。 「退職刑事 (1)」「退職刑事〈2〉」「退職刑事〈3〉」「退職刑事〈4〉」「退職刑事〈5〉」「退職刑事〈6〉」 「ライトノベル「超」入門」 「沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上)」「沈まぬ…
「三月は深き紅の淵を」/恩田陸/講談社(講談社文庫) うーん、なんて言ったらいいんだろう。端的に言えば、架空の同名書籍にまつわる連作、なのだけど。ミステリーとは言い難い(謎解きとしてはあまりにもご都合だし)けれど、ホラーとも言えないし、頭が…
「乃木坂春香の秘密」(1)〜(3)・以下続刊/五十嵐雄策/メディアワークス(電撃文庫) なんともかわいらしいコメディだよな。そんなにアキバオタク系ってだけで迫害されるかなぁ、という疑問もあるのだけど、まあかわいいから許すという感じ*1。薦めてもらっ…
「酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記」/恩田陸/講談社 “ノスタルジアの魔術師”が、アイルランドの「心のふるさと」タラで思い描くという描写は、それだけでも価値があったと思いました。好きな小説家が、どのようにイメージを構想するのか、「イメージを喚起…
「ピピネラ」/松尾由美/講談社(講談社文庫) なんていうんだろう、ミステリーとファンタジーが融合したような話か。「抑圧された自分」という形、この前の西澤保彦のシリーズとはまた別の面からのジェンダー論であるのかも、などと思ったり。その立場・状…
「仔羊たちの聖夜(イヴ)」/西澤保彦 /角川書店(角川文庫) 「スコッチ・ゲーム」/西澤保彦/角川書店(角川文庫) 「依存」/西澤保彦/幻冬社(幻冬社文庫) 西澤保彦の匠千暁シリーズを無性に読みたくなって、本棚をひっくり返して週末にシリーズ再読…
「球形の季節」/恩田陸/新潮社(新潮文庫) 「噂から都市伝説が始まり、噂が噂を読んで…」地方都市の高校生の感じている"大人の階段をのぼる"過程での葛藤と民俗学・社会学、ファンタジーがまとめてセットになったような。すごく人物が活き活きとしている、…
「でりつま」/山名沢湖/双葉社(アクションコミックス) ももえさんが一家に一人いたらさぞ平和だろうなぁ。ああ、もう連載終わってしまっていたのか。なんとなく残念。 <はてな年間100冊読書クラブ 024/100> 「数奇にして有限の良い終末を―I Say Essay …
「ジェノサイドの丘―ルワンダ虐殺の隠された真実」上・下巻/Philip Gourevitch、柳下毅一郎(訳)/WAVE出版 金曜日、「ホテル・ルワンダ」という映画を見てきた。 『たった100日の間で、100万もの人々が虐殺された。』…今からほんの12年ほど前に。IDカードを…
「繋がれた明日」/真保裕一/朝日新聞社(朝日文庫) なんとも重い。暗いというのではなくテーマとして考えるのには重たい、という意。犯罪を犯した側の心理と、犠牲になった側の心理、どちらに感情移入するということもできない。でも、恵まれた話かもしれ…
「六枚のとんかつ」/蘇部健一/講談社(講談社文庫) 噂には聞いていたけど、衝撃のミステリーだ…。大駄作とも奇作ともいえるのがわかる気がする。なんというかあまりにバカバカしくて、これはありと思わせる何かがあるような気が…するだけなのでしょうか。…
だんだんと一冊づつメモする余裕がなくなってきていたりするのだけど…でもこうなるとどこまでメモしていけるかの意地ってものもでてきて… あ、あと「近藤本と梅田本欲しい!」です。せっかくなので言っておく。 「操縦不能」/内田幹樹/新潮社(新潮文庫) …
「虚構大学」/清水一行/光文社(光文社文庫) 時代背景(1960年代?)も考慮したとしても、こういうどろどろとした世界に関わりたくはないな。がんばっても救われないのですよ、真っ当な方法では。しかし、なかなか興味深く面白い話と思ったのですけど、こ…
(1) 「オー・マイ・ガアッ!」/浅田次郎/集英社(集英社文庫) 個人的には『作家の浅田次郎』より『競馬・ギャンブル好きの浅田次郎』の方が印象強いのだけど、何かうまく融合し過ぎてる感じ。とりあえずラスベガスに行きたくなります。最後うまくまとまり…
最近見つけて気になっていた、id:chachakiさんが主催されている「はてな年間100冊読書クラブ」という1年間で100冊(でなくてもいいようですが)本を読もうというはてなダイアリークラブに参加してみようかなと思います。結構前からあったんですね。はてなダ…
ただのソニー批判本ではなく、なぜ昔の栄光の時代からかってのような勢いを失うようになってしまったのか、ということが様々な視点から語られている。各自の視点がバランス良く、おかげで一気に読んでしまった。「糞ニー」の語源や、「VAIO pocket」「ネット…
「ねじの回転 FEBRUARY MOMENT」上・下巻/恩田 陸/集英社(集英社文庫) 「ライオンハート」/恩田 陸/新潮社(新潮文庫) たまたま12月下旬に全く別の書店で全く別々の考えで買った毛色の違う2冊が、どちらも恩田陸だったということに読後に気づいてなんとも…