「ときどき意味もなくずんずん歩く」/宮田珠己/幻冬舎(幻冬舎文庫)

 何が面白いのかよくわからないところが面白いのか。冒頭の表現が唐突だったり、何言うてるねん的な表現があったり。VOW*1とか金朋*2発言みたいなものかとも思うけど、なんというかよくわからないけどつぼにはまって面白いとかいう感じ。旅をしているような話が基本的に多いけれど、たまたま著者が旅好きだから旅の話が元になるだけで、別に題材が旅でなくとも全然問題ないような、なんかこのよくわからなさが面白いのかなぁ、と。

ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫)

ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫)

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*1:新聞・雑誌の誤植や街で見つけたヘンなものを称したもの

*2:声優・金田朋子のこと。いろんな意味ですごい人。