小説
あ、アホすぎ…。死ぬほど笑った…。
パスティーシュ小説とまでいわしめた清水義範流パロディの異色探検記。ほんとうにあるかのように描かれ、まるで「藤岡弘探検隊」が乗込んでいくような(←それならホンマやないがな)、そんな気さえします。
笠松競馬場には天才と呼ばれる騎手がいた…、現JRA騎手の安藤勝己が、あのライデンリーダーを引き連れて中央の舞台にやって来るまでを一記者の目を通じて描かれる。ライデンリーダー…あのRLの赤いメンコをつけて、京都・淀の最後の直線をものすごい勢いで駆け…
ここまで移行分。 作者は映画「半落ち」の原作者、この本は今年の「本屋さんが選ぶ本の大賞」第2位だそうです。今まで知らなかったのを後悔するぐらいの内容。御巣鷹山日航機墜落事故に揺れる地方新聞の記者と山男の心理が交錯し…最後は出来過ぎだとは思う…
小説好きで裏をほじくり返したりするのが好きな方には必見、オススメです。ってそんな感想もないよなあ。とりあえず、この著者お二方、「果たして読書ガイドになっているのか?」とかおっしゃってられましたが、わたくし結局読みたくなった本が38冊ほど出て…
「鉄塔」なんてつい見過ごしてしまうようなポイントを「こんな細かく?」と言うほどの観察力で小学生の好奇心にうまくはめている、こんな小説は初めて。小学生なのに一人称がわたし?とかはじめはなんだこりゃとか思うようなとこも、読み進むにつれてすっか…
一戸建てを2人でシェア、しかし同居人は一風どころではない変わり者で、なぜかトラブル続発…という連作ミステリ。この方は本格ミステリというのとは少し違う感じもするのだけれど、何となく話が続いていって、でも最後に「えっ!?」という話の運びがとても…
どうしていままで読まなかったんだろう!こんなに面白いのに!この手品師が!