だんご専用ロープウェー? 厳美渓の空飛ぶ団子「かっこうだんご」


 岩手県は一関市にある渓谷、厳美渓。渓谷という割には街から結構近かったけど。
 ここの目的は景観を楽しむことではない、団子にやられることだ。というわけで、駐車場に車を止めて、空飛ぶ団子として有名な「かっこうだんご」を買いに行くことに。お店は駐車場から川を挟んだ渓谷の対岸にあります、が、とりあえず渓谷の岩場の方に降りていきます。この岩場の東屋の横に、かっこうだんごの売場があるのです。まあ、売場といってもカゴと木槌が置いているだけなんですけどね。そこから対岸の団子やさんまでワイヤーが張られてまして。そのワイヤーに“かご”がくっついているというわけ。かごの中に料金を入れ、そばにある板を付属の木槌でたたくと、団子やさんがかごを対岸に引っ張り上げ、お団子とお茶を入れた上で送り返してくれるのです。なんか文章で説明するの難しい…見たら一発でわかるんですけどねー。


『かっこうだんご(郭公団子) あん・ごま・しょうゆ(3本入り)400円』
 何でも、初代店主が郭公鳥の鳴き真似がうまかったことで、通称だった名前が広まったのだとか。たぶんそれに、団子の谷渡りで「滑降」とかけてるんでしょうね。結構かごのスピードが速くてびっくり。それにヤカンの時もあるけど、紙コップに注いだお茶がやってくるときもあり、こぼさず見事に運ばれて来るもんだと感心しました。ちなみに、できたてのだんごは柔らかくて結構おいしかったです。(最弱の爆弾処理班であるミスターじゃないですが)餡ver.にはちょっとやられそうな感じでしたけど。っていうか、何事も適量が一番おいしいよねー。← この辺のことは、いずれ友人id:tech_k氏が書いてくれることだろうと。もう書かれたかな?