十勝六番勝負・その2「ぱんちょうの豚丼」


 帯広の豚丼はひと味違う。牛丼のように煮込まれた肉が載っているのではなく、甘いたれたっぷりに香ばしく焼かれた厚切りの豚が、これでもかとご飯の上に乗ってます。その中でも帯広豚丼の元祖とも言える駅前の「ぱんちょう」。松竹梅華と4ランクの違いは「肉の量」と言い切られる清々しさ。ちょっと食事時間からずれたのもあり、下から2番目の「竹」と「なめこ汁」を注文、合計1,150円。実は街の物価からすると、結構な高額だったりするのですが、これだけ満足できるなら充分。牛丼チェーンで豚丼が出ると聞いたとき、ちょっぴりこの帯広豚丼を期待した身としては、特別作るのが難しそうな料理とも思わない分、いつでも食べたいときに食べられていいなぁ、とうらやましくなってしまうのです。