Dubai International Airport - Sheikh Rashid Terminal(Dubai,United Arab Emirates)


 シンガポールから約9時間。アラビア湾の入口の横たわるアラブ首長国連邦の玄関口、ドバイ国際空港に到着、深夜3時15分。U.A.E.の、リゾートの入口でもあり、中東・アフリカへの玄関としての機能も果たしている(実際搭乗した便は、行きがドバイ経由カイロ(エジプト)行、帰りはジェッダ(サウジアラビア)発の経由便でした)。外見は関西空港のようなガラス張りのターミナル、しかし中身は砂漠にぽつんと現れたオアシス・ドバイを象徴するようなつくり。椰子の木が植えられ、月の砂漠をはるばると…という感じに。空港内の時計はすべてロレックス、今や香港・シンガポールを越える勢いの巨大免税店、1000人に一人高級車の当たる宝くじ、etc.とドバイの急成長の規模を生に感じ取れます。ここは完全に一つの街になっているのです。

発着ボードを見ていると、Doha、Sanaa、Lahore、Hyderabad、Nairobi...なじみのない地名がずらりと並び、目的地としてやってきているのにもかかわらず旅心をそそられてしまいます。そういえば、これだけのターミナルであるのにTOKYOの文字が見られないというのも少し異色かも。ここで唯一見られる日本地名は"EK316/317 to/from Osaka(Kansai)"なのです。