『戦場カメラマンが書いた イラクの中心で、バカとさけぶ』/橋田信介/アスコム

イラクの中心で、バカとさけぶ―戦場カメラマンが書いた 遺作がパロディのタイトルというのが何とももの悲しいのですが。西原理恵子の元ダンナ鴨ちゃんこと鴨志田穣バンコク時代の師匠と聞いて、一度読んでみないとと思ってたら、あれやこれやで店頭から姿を消しなかなか手に入れられなかったので、ホントに「やっと」という感じ。読みやすくて一気に読んでしまったので、この人も十分筆力はあったんだろうな、もっといろいろ話を聞きたかったなと思う。結局、こういう人たちが戦争・テロの犠牲になってしまうというのが、戦争・テロによって引き起こされる最大の不幸という気がします。