『9坪ハウス狂騒曲』/萩原百合/光文社(知恵の森文庫)

9坪ハウス狂騒曲 (知恵の森文庫) まず「ハコ」ありきで、一家四人がたった9坪の住宅に住むことになった、その顛末記。既存の住宅とはまったく違った過程を経て現在に至るまでを読んでいると、「意外と住みやすくなっているのでは?」と思ってしまうのだから不思議。下手な流行のデザイナーズハウス・マンションよりは、住民の意思がうまく反映されている分間違いなく上でしょう。ただの家ではない貫禄を持ってますよ、家自身が。興味津々。近所に無いのかなー外見だけでも実物見てみたいなー。