2007-01-24から1日間の記事一覧

 「僕と先輩のマジカル・ライフ」_旅先の本棚(3)

最近、一般文庫もラノベ風な表紙になってきてるのが多いなぁ、と思ったこの本。まあ挿絵とかはないんですけど。正直なところ、手に取った理由は恩田陸の解説か。 ジュブナイル作家の一般向けの軽いミステリーという感じなのでしょうか。あとがきにあるように…

 「父・宮脇俊三への旅」_旅先の本棚(2)

鉄道紀行作家・宮脇俊三氏の長女・灯子氏が、作家生活と父と子の想い出などを描かれたもの。この本を読んでいると、名文筆家である宮脇氏の、著書では語られなかった裏側、というか普段の姿・エピソードがとてもよかった。「孤独な旅」を連想させる宮脇氏の…

 「“文学少女”と繋がれた愚者」_旅先の本棚(1)

野村美月の「文学少女」シリーズ3作目。回を増す毎に内容が安定してきたので、とりあえず読みやすくなった。伏線が回収されてき出したというのもあるけど、話しの流れにうまく強弱がつき、読ませるところと流すところがはっきりしたのもあるかも。毎回、文学…

旅先に出ると読む量が増えます。