co-ki. （ケーク・ド・コーキ）のオリジナル・ティー

　大学時代の友人が集まって、自宅で鍋をしていた時。いつもいく美容室で教えてもらった近所のおいしいケーキ屋で、ケーキやら何やらをしこたま買ってきたときに見つけたもの。焼き菓子が並ぶ棚に混じって、堂島のムジカティーがいくつか並んでいて、「紅茶もすこしこだわっているんだ」と思ったら、その横にこの店オリジナルのブレンドティーが。「当店のためにブレンドしたもので、ティーハウスムジカ本店でも手に入りません」などといわれたら、これはもう飲んでみるしかないだろうなんて。
　店で何も確認せず買ってしまう辺り相変わらず適当なのですが、蓋を開けてびっくりティーバッグだった。ムジカティー＝リーフというイメージがあったもので、つい。ちょっと大きめのポットを使っても、5人もいると3度に分けてやっと淹れることが出来たというぐらいですが、このお茶ナイロンメッシュの三角バッグで抽出しやすいわりに、長い時間湯に放置していてもほとんど渋くならず、かといって国産紅茶のような物足りなさもなくしっかりとした味わいで、ちょっと甘いものと一緒に飲んだりするのがちょうどいい感じ。そういえば友人たちにも砂糖もミルクも出さなかった（忘れてた）けど、何もいわなかったのはそういう飲み方で満足できたということかな。まあ酔っ払いが味わからなくなってただけかも知らん。茶葉はスリランカ産とのことで、「堂島ブレックファスト」とかに近いのかな。
　ちなみに、一緒に食べたロールケーキはクリームが上質（らしいと友人が言っていた）で甘すぎずくどくなく、クレームブリュレもカラメルの苦みとクリームの甘味が調和して、これは本当においしい。なんでも、元はホテル・ニューオータニ大阪のパティシエさんだったとか。まあそんなこと知らなくても、「これはおいしい！」と思える味です。
co-ki. （ケーク・ド・コーキ）→ http://www.osakacityweb.jp/junle/2006/05/coki.html