シンガポールでお茶2/ラッフルズ・ホテル『ティフィンルーム(Tiffin Room)』のハイ・ティー

 せっかく来たからには、やっぱりお約束のお茶もしておきたいかなと思って。シンガポールといえばラッフルズ・ホテルラッフルズ・ホテルといえば、離れの「バー・ビリヤードルーム」も気にはなったんですが、やっぱりとりあえずベタには本館のロビーに面して設けられたティールーム「ティフィンルーム」だろうと。
 さすがにラッフルズに泊まろうと思うと、最低でも1泊4〜5万ぐらいするみたいで、そんなお金は昨日のようなレースが10R分ぐらい続いてくれないと出せません。といっても、昼は完全に観光地です。建物の雰囲気とかを味わうのはいいでしょうが、そこら中観光客だらけだし、レストランやカフェは団体客さんなどでいっぱいですし、ビュッフェタイプというのも、なんとなく優雅という雰囲気からはほど遠く感じるし。まあ、そこらは割り切ってでも、あの白が基調なコロニアル調の内装を見るだけでも価値はあると思っていたので。ドレスコードは、スマートカジュアルということだけど、短パンなどでもない限り注意を受けることは無さそう(もちろん、ちゃんと襟付きシャツ程度では行きましたが)。


 入口では予約の名前を言うとチェックし席に通してくれる。やっぱり予約はしておいた方が正解のよう。中は、まあ大方の予想通り。やっぱりビュッフェ式より3段トレイ式じゃね?、だいたいティフィンって名前なんだからさぁ、それに皿を持って長蛇の列を作るとかなんか合わないなぁ、とか思いますが、実際私のような人間でも来ているぐらいなんだから、まあ誰でも来るってことで。点心やらマレー菓子やらカットフルーツやらといろいろなものが楽しめました。開店(?)1時間ぐらいしたころには、それなりに落ち着いた感じに戻り、ウェイターの人たちの細やかなサービスやら、部屋の作りやらを眺めているのは、頂くお味よりも(といって別にまずいわけではない。特別においしいというほどでもないけど)雰囲気を味わうところだな、と。とまあ、優雅な誕生日(←すっかり忘れてた)を過ごせましたよ。一人でなければなおいいんでしょうけどね