シンガポールでお茶1/ヤ・クン・カヤ・トースト


 せっかく来たからには、やっぱりローカルなカフェでゆったりとしたいなとか思って、炭火焼カヤトーストで有名な「ヤ・クン・カヤ・トースト」というお店に。「カヤ」とはシンガポール名物のトーストにぬるジャム、ココナツミルク等を使ったミルクジャムみたいなもの。一番有名な本店なのかな、ファーイーストスクエアにある店舗に行って来た。いかにも地元の人で賑わっているというごちゃごちゃとした感じの店で、店の中も冷房がなくって扇風機がブンブン回っているのは、雰囲気としてはいいのだけど、30度を超える暑さではあんまりうれしくない…。
 空いてる席に座って、中国語と英語の混じった店員さんに、通じてるんだかどうかわからないながらにトーストとアイスコーヒーを注文。あわせて2S$とやっぱりローカルフードは安いですね。トーストはサンドイッチ用みたいな薄切りを焦げる手前のかりかりにしたものにカヤジャムが挿んである。ちょっと甘いのと、かりかり感がスナックぽくっておいしい。あと、コーヒーは、何度かこっちで飲んでるけど、不思議とやたらと渋い気がする。それで、ちょっとベトナムコーヒー風に練乳みたいな甘さがあって(デフォルトがミルク・砂糖入りだった)、はじめはなんとなく飲みにくく思ってたけど、慣れてくるとこの感覚にはまってしまいます。
 壁のチラシ類をぼうっと眺めていたら日本語の記事があって、なんでも東京に日本第1号店ができたのだとか。なんか日本でも食べられたらなぁ、とか思ってたのに、日本にショップがあると聞くと、うれしいようなちょっと残念なような気がしてしまうのが不思議というか勝手なもんです。
http://www.yakun.com/jpn/