番外編、珈琲を飲み歩き。

　今週から来週にかけて、<禁則事項>という仕事のため<禁則事項>に<禁則事項>しに行っているんですが。前後に時間ができたので、昼休みと併せてちょっと西宮方面でお茶でも行こうかと思っていたのですが、なんか神戸方面ってお茶よりコーヒーな街なんですかねぇ、結果的に珈琲店のハシゴになってしまいました。どちらもいわゆるカフェやコーヒースタンドでなく、地元の珈琲専門店です。

珈琲一軒目　「珈琲屋ドリーム」（西宮北口）の『カフェ・ドリーム』

　阪急西宮北口駅から北側へ2〜3分。商店街の狭い路地の中にある、珈琲の専門店です。去年、某アニメの舞台となってある意味一躍有名になったんですが、それは置いといて。 この辺の用事があるとき時々立ち寄るのですが、地元の常連さんらしき人などでいつも適度に埋まっていて、がらがらでも満席ということもないというのがいいところ。それらしき団体さんなども居ず、静かでよかった。っていうか、私がその「それらしき」一員だよなぁ。 禁煙スペースがないというのが最大に残念事なんですけど、そんなに大きくない個人経営の店ってだいたいそんな感じだと思うので、半分あきらめたりはします。お茶はよく煙草で味が変わるからダメとかいうんですが、コーヒーってあんまり関係ないのか、むしろ煙草吸いながらコーヒー飲む人って多い気がします。なんでしょうね。
　ちょうどちょい昼過ぎだったので、デニッシュサンドのランチで注文しました。パン類のランチはサンドイッチを中心に全部で6種類。添え物でなく結構ボリュームのあるサラダが付いてきて750円ナリ。コーヒーは店の名前になっている「カフェ・ドリーム」と「エスプレッソ」の2種類から選べるので、食事に合わせてカフェ・ドリームのほうで。
　説明には「コーヒー自体にほんのりと甘みを持たせた口当たりの柔らかなブレンド」とあったんですが、甘みってどれだろう？　やっぱり専門店で飲むと、自分で簡易ドリップしたのと違って味わいはしっかりとしているなぁって思う。ちょっと渋みというかどしっとくる強さにかかっているように感じる酸味っぽいのがそうなのかな。うーん、まだまだコーヒーの味はわからない。たしかに、そうはいっても口当たりはよく、さらっと飲めてしまうのはいいのかも。むしろサンドイッチやサラダの味が（これはこれでおいしいのだけど）邪魔に感じてしまったので、一緒に食べるのを断念し、先に食べ終わってしまった後にコーヒーをゆっくり頂く。結構後々まで口に爽やかな感じが残ってました。

珈琲二軒目　「トップ珈琲店」（甲東園）の『オリジナルブレンドコーヒー』

　元々ハシゴをする気などなかったのだけど、急に所用先で時間をつぶさなければいけなくなってしまったので、ちょっと歩いて見つけた喫茶店へ。阪急甲東園駅からバスで5分、関西学院前停留所のすぐ前です。狭い階段を上がると全80席というフロアは会議室のような大テーブルなどもあり、場所柄結構にぎやかかと思いきや、いくつかにスペースが仕切られているのもあってそんなに騒々しくも感じません。
　このところ珈琲はブラックかカフェオレ（どちらも砂糖なし）しか飲まなくなってしまったのですが、続くと胃に悪いかなぁと思いつつ、また「ブレンド」をブラックで。こちらのブレンドは先のと違い、どちらかというとあっさりとしていた気がする。香りが高いのは変わらず、飲みやすい感じ。まあほんの30分程だけだけど、おいしい飲み物を飲んでると読書が捗る。