マカイバリ茶園「クリスタルフラッシュ」2006

　寒い冬に芽吹いた、小さな新芽を丁寧に手摘みし、マカイバリ茶園独自の製法で作りあげられた、世界で初めてマカイバリ茶園で作られた紅茶です。
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　アイスワインをヒントに作られているというダージリンのスペシャルロット。時期的にいうとEarly First-flushというころかな。製法はよくわかりませんが、とりあえず冬を乗り切った新芽の旨みが凝縮されているという理解でよいのでしょうか。
　青々とした緑色の葉がきれいで、上質なファーストフラッシュの印象。熱湯で抽出したての時はつんと鼻に抜けるような爽やかさ。鼻が利かなくなっているこの時期にこれがよくって。そして、少し時間を置いて冷ますと、結構濃厚な深みのある味（渋いというのではなく、この時期ものらしい深み）に変化してきます。もちろん爽やかさがなくなるわけではないので、すきっとした後味は変わらず。反則気味ですが2杯目も淹れてみたけど、これはこれで軽い渋みが心地よくいい感じでした。一煎出した後の茶葉を水出しとかにしてもいいのかも、などと思ったり。
　一気に飲んじゃうとちょっともったいないかなーと思いつつも、この週末ずっとこのお茶をお供に、家に引きこもって読書Dayに。まあ、飲まないで眠らせるほうがもったいないし。