開港前の神戸空港へ(ってこういうネタは開港前に書くべきだよなぁ…)


 友人に誘われ、神戸空港の「開港前旅客ターミナルビル見学会」に行ってきた。見学会とは言っても、オープン時間に自由に見て回れるお披露目会ですね。神戸空港って市営なんですねぇ。日本では旭川・帯広について3つ目だとか。


 後の予定の都合もあり、友人の車に同乗して空港へ向かう。ポートアイランドに入り、真新しい神戸空港への矢印をたどり、まだ真新しい造成地を空港連絡橋へ進む。ところどころで「神戸空港 入場規制中」というプレートを持った係員が立っている。規制中と言われても、どう規制しているのかを知らせてくれないと(例えば駐車場満車とか入場1時間待ちだとか)、対処のしようがないよ…などといいつつ、気がつけば連絡橋も渡り、スムーズに駐車。今日はプレオープンで駐車場も無料開放らしい。


 空港ビルに入るのに少し列ができていたが、並ぶというほどでもなく数分でビル内に。すぐエスカレーターで2階に上がるとそこは出発口。ポートライナーの駅も同じ2階に設置され、短時間での移動ができるように工夫されていた。どちらかというと必要最小限のこじんまりとしたつくり、チェックインカウンターなどの施設が壁際でなく真ん中にあったのが少し変わっているなぁという感じでした。



 あとは、屋上展望台だとか搭乗待合エリアを見学。スカイマークの最新鋭ハイテク機(らしい)B737-800が習熟訓練かブリッジに羽を休めてたです。日本初導入機で、SKYの羽田−神戸線に導入されるそうな。ちょうどポートアイランドから神戸の街並みが一望できる場所で、夜などはいい展望スポットになるのかも。ただ、空港島はこのターミナルビルなど必要最小限の施設以外はなにもなく、がらんどうの空港関連施設用地が広がる姿はちょい微妙。


 実際問題、大阪市内(それも南寄り)に住む私が神戸空港を使うことはほぼ考えられないし、今回が最初で最後になるのかも。いろいろ空港設置についての疑問点はあるけれど、もうできてしまったものだし、あとはどう赤字を垂れ流さないか考えるしかないのでは、という感じ。