街めぐりロンドン。


 上のお茶話はおいといて、結局今日は、朝から紅茶&コーヒー博物館、その後タワーブリッジに上がり、エンジンルームを見学し、近くの河沿いにある、「コンランショップ」でおなじみコンラン卿の開いた「デザイン博物館」へ。ここは、小さいながら結構デザインに興味ある人には楽しい資料に、配置の仕方もなかなか。イスは座れたらもっといいのに、と思うけど壊れたりへたったりする可能性もあるしな、まあしかたない。ただ展示室までの道が階段だけだったのはちょっと…お年寄りが苦労して階段上っている姿を見たので…。あと、出口付近にゲームの変遷としてパックマンやマリオなどが並んでいたのはちょっと変な感じ。狭い展示室なので、どこに行ってもパックマンのピコピコいう音が聞こえてくるし…。


 ちょうど博物館から出てきたら、タワーブリッジの橋脚が跳ね上がっていたので、しばらく見物。豪華客船がタグボートに引かれていきました。なんかいいなぁ。

 そのあと、ロンドン塔を外からだけ見学、地下鉄でKnightsbridgeエリアあたりへ移動。ハロッズとハーヴェイ・ニコルズに寄った後、Hyde Parkへ。めざすはROTTEN ROW。なんでも、300年前にロンドンで初めて街灯がついたという、ハイドパークを横切る馬車道。上流階級の人々はここを騎馬または馬車で通るのが日課だったという。近くには厩舎もあって、乗馬レッスンをしている姿もたまに見られるそうですが、残念ながら見かけることはありませんでした。さすが馬車道なので舗装もしていず、公園の中に果てしなく続く(ように見える)道はとても情景的でした。

 最後にコヴェントガーデンのマーケット街に。マーケットもおもしろかったけど、ここの地下鉄駅がすごかった。出入り口が全部エレベータのみって。大型の倉庫用のようなエレベーターが4機並んでいて、来た順に人を捌いているという感じ。入り口も雰囲気があるけれど、地下鉄の駅が古いからか、それとも場所的に難しかったからか。


 本当はこの近くの演劇博物館・交通博物館も行きたかったのだけど、完全に時間切れ。急いでパディントン駅近くのホテルで荷物をPickUp、ヒースローエクスプレスに乗ってヒースロー空港へ。って、実はヒースローエクスプレスの所要時間を勘違いしてて、30分ぐらいと思っていたら15分で着いたので、空港で予想以上に時間が余ってしまったりしたんですが。最初、ロンドンに着いたときは人混み酔いしたのか、アイルランドと比べてエライ都会なことで疲れていたのだけど、なんやかんやと2日間過ごしたら結構慣れ、それなりに楽しく過ごせたかな、と。ピカデリーサーカスも大英博物館も行けず、ロンドンの何を見たのかという感じですが。まあ、それはまた次回、ということで。次回があるかどうかわかんないけど。