豊肥本線ぶらり「九州横断特急」&さよなら「SLあそBOY号」


 特急「九州横断特急」ってかぶってるよズラ!別府8:00発の人吉行1号。こんなルート乗り通す人がいるのか?と思っていたけど、車内改札時に「人吉までですね」という声が聞こえたので、いるらしい。でも4時間以上ですよ。
 もう一つびっくりしたのは「ワンマン」(写真は2両以下はワンマンとの表記、ええ2両編成でしたよ)と書かれていること。特急列車なのにワンマンカーなのか!今日は夏休み中で繁忙期だからか、客室乗務員(と言っていた)の人が一人乗務し、キップ拝見から車内販売までこなしておられましたが。確かに車内放送は基本テープだったし、ドアの開閉も運転手がしていたけど、これにはほんとびっくりしました。閑散期に行けば、ほんとの一人乗務が見られるのか。しかし、時間がないので特急券は車内で購入、と思って乗ったら車掌がいない…って状況、びっくりするだろうなあ。

 豊肥本線と言えば、水曜どうでしょう「サイコロ2〜西日本完全制覇〜」で、レッツ号〜特急あそ号(今の九州横断特急)〜佐伯港〜フェリーで宿毛…ってどこ?の流れで、大分まで行くとフェリーに間に合わない!という流れで急遽タクシーに乗り換えた「三重町」駅、眠さをこらえてとりあえずどんな駅かだけ見た。普通の田舎駅でした、まる。この後急激に眠気に襲われ、しばらく記憶を飛ばす。

 肥後大津駅で下車。10分ほど待つとやってきたのが「SLあそBOY」号。本物の蒸気機関車、営業線を走る姿を見るのは、数年前の北海道での「SLすずらん号」以来かな。このSL、経年83年に伴う老朽化で、この8/28限りで再引退することになったとかで。さすがに技術者も少なくなり、維持できなくなってきたのだろうなあ。最後尾にはディーゼル機関車1両が繋がっていて、既に単独運転できているのかも分からない程度になっているらしい。お年寄りをこき使っているようで少し痛々しくも思うので、残念だけど仕方ないのかな。またいつかきちんとしたメンテナンスができて再び動く日が来れば、もちろんそれはうれしいことですし。