JAL ICチェックインサービスを初試し


 JAL1510便、大阪伊丹発東京羽田行。せっかく1月にJMBのICカードを作っていたのにすっかり忘れていたので、この機会に一度WebチェックインとICチケットレスサービスを利用してみた。
 まず出発時、会社のPCからJAL会員サイトへログインし、Webチェックインを実行。当日の午前4時以降なら実行可能とのこと。チェックイン自体は、ただOKを押すだけなので特に問題なく終了。Webの画面では座席番号と搭乗ゲート、出発予定時刻が表示される。そこから伊丹空港へ。北ターミナルのJALカウンターにて領収書を発行してもらい、そのまま2階の手荷物検査場へ。荷物検査の機会を通す前に、ICタッチセンサーがある。ここを出発15分以内までに通す必要があるということ。ピッとタッチすると、横からレシートのような「ICチェックインお客様控え」が出てくる。ここで改めて搭乗ゲート・座席番号を確認する。そして搭乗ゲートへ。搭乗券を通す代わりにもう一度ICカードをタッチ。今度はピッという音だけでそのまま通過。後はもう特別な変わりはない。
 今までのクレジット決済チケットレスなどの場合は、自動チェックイン機を通すことによって、結果的には搭乗券が発券されていたのが、今回は手荷物検査場での、あくまで「控え」のレシート発券のみとなる。紙の省力化には成功しているといえるのだろうか。ただICチェックイン機が、他のチェックインカウンター周辺でなく、手荷物検査場入口にあるのが少しわかりにくい。注意して探さないとうっかり見過ごして通り過ぎてしまいそう。確かに全員が必ず通る手荷物検査場入口にある方が、わざわざ手続きをしなくても良いのだから便利といえば便利だけど、ちょっと慣れるまでには時間がかかりそう。
 実際体験してみて、先週末に発表されていたJR東海の新幹線によるICカードサービスも似たような方式になるのかな、と思った。ICレシート控え発券機と搭乗口の改札機が一緒になれば、駅の改札として十分機能するのだろう。仕組みとしては同じようなものだと。