岐阜県競馬組合・笠松競馬場

knyacki_j2004-04-29


 名古屋から名鉄急行に乗り約30分490円。木曽川を渡るとすぐ右手には競馬場のコースが広がる、ここは岐阜県笠松市に位置する笠松競馬場。3コーナー横の土手には東笠松駅があるが入場門はなく、この競馬場のアクセスは次の笠松駅から。

 ここからあのオグリキャップがデビューしたとき、私はまだ中学生。高校2年競馬デビューの私はかろうじてオグリキャップの現役時代を知っています。武豊とのラストラン・有馬記念。友人たちと盛り上がりなんとなく始めた競馬人生、もしこのレースを見ていなかったら今ほど競馬をしていなかったのかもしれない。そしてダートレース・地方競馬に目を向けることも。ということでなんとなく思い入れがある

 線路沿いをてくてくと3分程度。一般道をまたぎ坂を上り下りすると正門前。入場門をくぐったすぐ横にはオグリキャップ銅像が。笠松競馬一の大レースがある上に今日はみどりの日で祝日。特別観覧席は満席、もちろん小さな場内はたくさんの人。ちょうど正午過ぎについたので特に食堂付近はものすごい賑わい。店頭ではモツ煮込み・味噌カツ・焼き餅などよそではあまりお目にかからないものが並べられ、それがまた結構どれもおいしそう。

 1周約1100m、どこの地方競馬とも変わらず小回りな競馬場だけど、小ささを感じないのは向こう正面奥が木曽川の土手で、空間が広々と見えるからだろうか。とくに柵があるわけでもないので、土手の上には散歩がてらか競馬場を覘いている人もちらほら。近くの名古屋競馬場と違い、人は多くとも雰囲気ものんびりとしている。

 この競馬場には大型ビジョンがなく、内馬場には着順掲示板のみ。その代わり(ではないだろうけど)他の競馬場と違い、パドック(下見所)が内馬場に設置されている。どうしても見える馬が小さくなってしまうけど、スタンドから動かずにパドックを見ることができるので便利なのかも。だからか、普段パドックで見かける応援の垂れ幕が、3つのスタンドを結ぶ通路に掲げられていた。騎手はマイクロバスで運ばれてくるのが面白い。

 見てて飽きない。朝から来てもよかったかな?とも。

 あと、メモ。とりあえず馬連単より枠連単の方がよく付いてるのはなぜだろう。

観戦時の写真はこちら。→ http://www10.plala.or.jp/knyacki_j/travel/tvl_contents/horserace/kasamatsu.html