そんなわけで、香港すっ飛ばしてマカオまで。


 行ってきたのですよ。
 正確にはそれどころでなく、マカオで最初に間違って向かった先が関門 (關閘)、中国本土との国境ってどうゆうことよ。まあ、単にバスを乗り間違えただけなんですが。おかげで1日目はパスポート片手にスタンプラリーの様相を呈してきたですよ。何で実質3日間の旅行で、一ヶ国しか滞在してないのに、パスポートまるまる2P埋まる(成田出→香港入出→マカオ入出→中国珠海市入出→マカオ入出→香港入出→成田入で12個)かって話ですよ。そんなこと(中澳国?境越え)してる間に行きたいとこ結構あったのに行き損ねまくったとか、マカオに何しに行ったやらというお話なのですが。

 このマカオ行きは、何がメインだったかというと正直今でもよくわからないのですが、少なくとも相当なインパクトがあったといえば、生涯3度目のヘリコプター体験でしょうか。初めても3年前のこの区間だったのですが、当時より約5,000円の値上げ、日本でなら東京〜大阪間往復できるよってな高額を払う価値があるか、といわれるとちょっと悩むところ(高速船の10倍以上の値段で、所要時間約1/4というところ)ですが、まあ話のネタにはなるかなと。とかいいつつ、人生3度目(それも同区間2回目)ともなると妙に落ち着いている私がいます。ああ、あの初めて乗ったときの大興奮な自分はどこに逝ってしまったのだろう、汚れてるなぁ。一緒に行った友人id:tech_k氏など大興奮だというのに、ちゃちゃを入れるぐらいしかしてないことに寂しさが。ああ、でも楽しいですよ。マニアックなことから言うと、機種はSikorsky(シコルスキー) S76C+、空飛ぶロールス・ロイスとか呼ばれる超高級機なのだそうで、定員はパイロット2名+客席12名、決して広くはないですが結構快適です。飛行時間は16分、さすがにちょっとうるさくてお隣と会話するのも苦労するぐらいなのは閉口しますが(何せ搭乗時に耳栓配られますからね)、飛行機とは違い雲の上に抜けない程度の空を飛ぶというのは気分がいいものです。めまぐるしく動く景色や壁越しの機体操作を見ているだけで飽きません。

 最後にはそれなりにまとめた感じですが、まあ書きたいことは先に友人に書かれてしまい、書くことがなくなったというのが真相なのは内緒です。