〜ハイウェイバスを越えたハイウェイホテル〜の展示会

knyacki_j2007-03-08

 大阪と東京を結ぶJRバスの「ドリーム号」。なんでも居住性を高めた新シート車を運行するにあたり、大阪駅バス乗り場で展示会を行っていたので、ちょっとのぞいてきた。ちょうど近くのソフマップに行く用事があったのでついでに。あいにくの天気でしたが。今回展示されていたのは、新シート「ドリーム号」と、一部改装した「プレミアムドリーム号」という2種類。2台のうち「先にドリーム号を体験ください」といわれたのは、順を追ってシートが豪華になる見せ方にしたいってことだな。

 まずは「ドリーム号」の新シート。なんでもイチオシのチルト機能(背もたれと座布団が連動して傾く機能)を付加した業界初の新型シートだそう。イス自体は今時なあんまりドシッとしていないシートだけど、確かに体へのフィット感・ホールド感はある。これならだいぶ楽…なのかなぁ。なんといっても実際乗ってみないとわからないし、前後に座る人によって、シートを倒せるかどうかとか変わるからなぁ、とは思うけど。ただ、足の先まですべての箇所が何らかの形でシート上に置くことができるのは気分的にもいいと思う。少なくとも昔利用したバスよりも乗り心地は良さそうだなあ。

 そして「プレミアムドリーム号」の方は2階新シートと1階プレミアムシートの2種類。2階のシートは、前後左右のシートピッチも広がって、シートに高級感も出たのはいいけれど、シート配列が2+1と隣り合わせのシートがくっついているのは若干のマイナス。まあシート数が減らせないとそうなるわな。それでも、先のバスより700円up程度と思えば、こちらの方が楽そうではある。そして、これは前かららしいけど1階。プレミアム号のプレミアムシートとくどいだけあって、これは豪華。どっしりとした堅めのソファー風だけど、体に合ったシート。それも1+1の横2列。昔、台湾のバスで横2列シートバスに乗ったことがあるけれど、あのときは体がホールドできなくて、バスの揺れの度に振り回され気持ち悪かった記憶しかないけど、このシートならそんなことも無さそう。宣伝通り「自由に寝返りがうてる」だけのゆとりもある。でも、夜行なら液晶テレビは無くてもいい(というか隣で夜中見られたら明るくて鬱陶しいのでは?)とは思ったけど。しかしすごいなぁ。いや、なんというか今時のバスって進化してるんだな。このシートなら一回ぐらい乗ってみてもいいかも、と思わさせられました。その代わりお値段は、「特便割引」の飛行機や「ぷらっとこだま」並にしますけど。
 しかし、私はめっきり夜行バスって使わなくなったけど、近年は競争が激しいらしいからか、いろんなパターンのバスが運行されているんだなと時刻表を見てちょっと感心してました。お値段も2,100円〜9,910円と幅広く。ちなみに、新車の運行は3/16のダイヤ改正からだそうな。