木之本名産「のんでみやんせ 三献の茶」

「のんでみやんせ 三献の茶
木ノ本駅観光センターにて購入
245g/スチール缶/購入価格100円(税込)
品名>緑茶(清涼飲料水)
原材料名>緑茶、ビタミンC
販売者名>木之本町商業開発協同組合
その他表記>木之本町特産品
日本最古、最澄が伝えたと言い伝えられている古橋のお茶を使用しています。
三献の茶 秀吉が鷹狩りの途中立ち寄った法華寺で茶を所望した。初めに三成はぬるめの茶、次は少し熱めの茶を持ってきた。光成の気配りに気づいた秀吉は、試しにもう一杯茶を所望すると最後には熱い茶を差し出した。これが世に名高い「三献の茶」の故事であり、その才覚を見込んだ秀吉は三成を小姓として召し上げたのである。(豊臣(羽柴)秀吉、石田三成の画像あり)
新快速・みんなの力で走らそう!木之本町商工会

 先週末の湖北路探訪記の途中で見つけたもの。石田三成羽柴秀吉の出合いの故事「三献茶」にちなんでブレンドされた緑茶なのだとか。地元木之本町古橋地区のお茶と、京都府美山町の美山名水を使用。地元にお茶にまつわる言い伝えがあることをうまく利用し作られているようです(ただこの言い伝えの真偽は定かではありませんが)。この伝説は地元で広く伝えられており、近くの長浜駅前には、この三献茶に因んだ三成と秀吉の「出会いの像」が建っています。見損ねてしまいましたが。
 店頭のPOPには「秀吉も飲んだ!」なんて大きく書かれてましたが、まあ味は格別どうこうというわけでもないです。でも、ネタの使い方、アイデアとしては面白いのでは?
 ちなみに、缶側面にある「新快速・みんなの力で…」云々という表記は、このお茶の販売売り上げの一部を、昨秋のJR北陸線湖西線の直流化工事の基金に充てていたとかいう背景にありそう。駅前にはこの茶のみ売る自販機なども置かれ、地元の観光資源の一つとしての意気込みが見られました。
 余談ですが、そういえば、町名・地域表示は「木之本」なのにJR駅名だけ「木ノ本」なんですね。