「香りひきたつ 甲賀のお茶」

knyacki_j2006-09-29

「香りひきたつ 甲賀のお茶」
道の駅びわ湖大橋米プラザにて購入
350ml/PET/購入価格120円(税込)
品名>煎茶(清涼飲料水)
原材料名>緑茶(煎茶)、ビタミンC
原料産地>滋賀県
販売者>甲賀郡農業協同組合
その他表記>自然と歴史の贈りもの 甲賀郡農業協同組合謹製
 甲賀市滋賀県の最南端に位置し、鈴鹿山脈から流れでる清水は野洲川となり市の中央を貫流しながら琵琶湖へと注いでいます。市の南部には信楽高原地帯が広がり、その自然からは清浄な空気と冷涼な気候が生み出されています。また甲賀市は古くから東海道五十三次の宿場町として栄え、東の「土山宿」から「水口宿」、西に位置する湖南市の「石部宿」へと続いています。平坦部ではその丘陵地帯で茶が栽培されており、その中でも県下一の生産量を誇る「土山茶」はかぶせ茶の産地として全国でも有名です。南部には狸の焼き物で有名な信楽町が位置し、そこで栽培される「朝宮茶」は歴史的にも古く、茶の起源である「805年、最澄が茶の種子を唐から持ち帰り比叡山麓坂本の地に播いた」と伝えられるのと同時期といわれています。また、朝霧の立ちこめる山間急傾斜地で栽培される茶は独特の香気と深い滋味を持ち合わせ緑茶の最高峰とも言われています。
 このお茶は、そんな甲賀市の自然と歴史に育まれ、茶農家が丹誠込めて生産した「かぶせ茶」と「煎茶」を程良くブレンドいたしております。どうぞご賞味ください。

 琵琶湖の道の駅で買った、ということは、夏に蓮園を見に行ったときか、結構前の話だなぁ。ちなみに写真はそのときのもの。実際飲んでるのは事務所だけど。
 忘れていたというだけあって、さほど期待していなかったのだけど、予想より結構しっかりとしたお茶の味がします。渋みがそれなりにあって、ちょっと煎茶粉末を淹れたような独特な濃さ(でももちろん粉っぽくはない)、作りは丁寧な感じを受けました。地域ものとしては珍しく、なかなかの出来だと思います。
 滋賀県のお茶の産地は、多くがそのまま京都に持ち込まれて宇治茶として売られていた経緯もあるので、知名度はないけれどお茶自体の品質はお墨付きだし、特別においしい・すごいというものではないけれどペットボトルのお茶の味としては好みに合う。また機会があれば飲んでみたいものです。