「SNOOTEA」飲み比べの日

 "Snoopy"+"Tea"=「SNOOTEA」…なんだそのベタなネーミングは。
 スヌーピー生誕55周年を記念して、昨年末東京で「スヌーピー ライフデザイン展」なる催しが行われていて、残念ながら行く機会を逃してしまいものすごく失意体前屈していた二次元スヌーピーファン(やっぱり平面でないとね。ぬいぐるみとかはどうも好きになれん)です。で、たまたま東京から帰阪されていた友人の方に、お土産ということで会場にて販売されていたオリジナル紅茶をいただきまして。それがピーナッツキャラクター紅茶"SNOOTEA"。なんでも、ティーブレンダーの熊崎俊太郎さんが、「ピーナッツ」のキャラクターを紅茶で表現したものだとか。あまりフレーバーが強いと苦手なのだけど、せっかくなのでちょっと飲み比べてみようかなと思いまして。
 

09:40 SALLY Blend

 とりあえずパッケージの最初にあったもの、ととりだしたらコレでした。香りはルピシアのCAROLに近かったかな。セイロンベースに華やいだ甘いベリー系の香り。香りが得意でない私は、飲むにつれてだんだんとフレーバー臭がつらくなってきた。香りで特徴づけているのはわかるけど、個人的にはもうちょっとあっさりでもよかったように思う。

11:15 LUCY Blend

 アクの強いキャラクターには強めのブレンドか。キームンらしきスモーキー香があふれる、パンチの効いた濃い味の紅茶。ストレート向きとあったけど、ミルクを少し入れてもよかったかも。とてもしっかりとした純な紅茶という感じ。紅茶らしい紅茶という感じで、結構飲みやすかった。

13:30 CAHRLIE BROWN Blend

 甘いミルクティー向けのブレンドと書かれたとおり、パッケージを開けるとものすごいキャラメル香が漂う。それを最初、あえてストレートで飲んでみるも、妙に甘い香りに混ざる漢方薬風臭に耐えられず。牛乳を少し多めに注ぐ。すると、香りがおさえられ喉ごしもまろやかに。やはり意図のあるブレンドはブレンダーのいうとおりに淹れるのが一番なのかな。

15:10 LINUS Blend

 開けた瞬間から猛烈な花の香り(ベニバナ?)にやられる。普段なら一番苦手なタイプかも。即ミルク投入し、花の匂い抹殺。そうすると、しかし結構シナモンが程よく残っていて、あとくちに残る軽いスパイシーさが心地良いくらい。コレもミルクがブレンドの味を生かすタイプのよう。

16:40 SNOOPY & WOODSTOCK Blend

 セイロン+ニルギリのブレンドということで紅茶は濃い目。ライチの香りが強めだけど、飲むのに気になるほどでもなく、コレくらいならちょうどよいかも。


 感想。何も1日で全部飲まなくてもよかったんでは、という…。一番飲みやすかったのは、SNOOPY & WOODSTOCK Blend かな。でも、さほど期待はしていなかったのですが、どれもブレンドティーとしてはなかなかわるくなく、よく練りこまれた企画ものだと思います。意外と(というと失礼ですが)楽しめました。ただ、調べてびっくり、ティーバッグ5個でお値段1,260円はちょっと高いかもなあ。