心斎橋「Svaha(スワーハ)」の八女煎茶とプリン3種盛り

knyacki_j2006-01-05

 限りなく心斎橋に近い南船場の大人気のアジアンダイニングカフェ、Svaha。「アジアのお茶とお料理と」というテーマのとおり、アジア各国の料理やデザートが楽しめるメニューが豊富で、一度ランチや夜ご飯などでも利用してみたいと思うのだけど、今回はあえて日本茶を。
 Lmagazine 2月号の特集が「ニッポンのお茶とお菓子。」という日本茶カフェなどの特集。競馬場帰り、寒い財布を温めることはできないから、せめてめっきり冷えてしまった体を癒せるカフェを、ということで通り道のこの店を選んでみた。目的は『八女の煎茶』。なんでも、エルマガジンに掲載されているのによると、親戚のおっちゃんの茶畑で採れて農林水産大臣賞受賞というお茶だとか、ってなんだそれ。などと思いつつも期待半分。福岡の八女といえば高級茶の産地で、中でも玉露の生産高は日本一だとか。そんなところの生産者限定茶といわれれば。
 ポットサーブで、湯飲み軽く3杯分くらいのお茶が茶葉ごと入っていて、お願いすれば再度お湯を足してくれる。まあ絶対量からいうとポットサーブの紅茶1回分ぐらいかもしれませんが(湯飲みは大体ティーカップより小さめですし)。お茶自体はとても香りが高く、すっきりとした鼻に抜ける感じ。最初は軽く甘みがあり、まあだんだんとさっぱりな印象になってくるんですけど、渋くはならず、バランスの取れたいいお茶だと思いました。
 併せていただいたデザートが季節限定「冬のプリン3種盛り」、かぼちゃ・ほうじ茶・カスタード(だったと思う)味のプリンが、まったり・プルプル・とろとろと食感も違う不思議な組み合わせ。ほうじ茶プリンはそんなにお茶の感じでもなかったですけど、全体的に甘すぎず食べやすかったです。そんなこんなでデザートを食べ終わったあともそこそこ長居をしていたのですが、お茶用の湯をさしていただいた際に「よろしければ」とドライフルーツの茶菓子をサービスでいただいてしまい、友人と二人で恐縮することしきり。中国茶の茶菓子でよく見かける山査子やブドウなども、日本茶にもよくあうなぁと考えていました。