初搭乗、SAAB340B


 第一印象、見た瞬間「ちっちゃ!」。
 最近地方空港への移動が多いからか、いろいろなコミューター機に乗る機会があってそれはそれで面白い。今回初めて乗ったのは、スウェーデンの「サーブエアークラフト社」製、横1列+2列の36人乗り小型ターボプロップ機。見た目も中身もほんとマイクロバスのような感じ。荷棚も右側中央寄りに一箇所あるだけなので、紙袋を載せるのに場所がなくて少し苦労した。座席配置も工夫されていて、最後尾は通路にまで席が。後方に座っていたのだけど、着陸後の後部荷物室からの荷物出しが床下から伝わってきて少し気持ち悪かった。それでも客室乗務員が1人乗っていたことに驚き。そんなので採算取れるのかこの便。
 飛んでいるときも、なんかプロペラ音が派手な気がする。こうなるとYSやQ400よりも、むしろセスナ機などに近い気がする。やたらと揺れていたのは飛行機のサイズではないと思うのだけど…。
 ちなみに、帰りの大阪(伊丹)空港への進入ルートも、いつもの大阪湾〜東大阪大阪市内を北上というルートと違って、兵庫・北摂から千里中央付近上空でくるりと右回りして、滑走路もいつもの長い方じゃなく手前の短い方(32R側?)にちょこん、という感じで着陸。なんとなく、最初から最後までいつもと違う感の漂う不思議なフライトでした。