日本一は、名古屋で決まる。ダート競馬の祭典、名古屋競馬場・第5回JBCデー


 そんなわけで、JBCに行ってきました。愛知県は名古屋競馬場。昼12時頃のあおなみ線列車で名古屋競馬場駅まで。あおなみ線も結構人乗ってるんだなぁと思ったら、競馬場駅でみんな降りたよ。競馬場も、場内実況では「これだけの人が来たのは久しぶりでしょう」、地元の人の声は「正月でもこんなに来ないよ」「見納めかな」というほどの人出。一周1,100mの小さな競馬場に、どれだけの人が来たんだろう。ほんと、人・人・人。ハルウララの時の高知競馬場を思い出した。あの時は馬券買うのがもっとひどかったけど。しかし、普段G1レースをしないような競馬場で、確かに許容量は超えてそうな感じだったけど、ほんと「祭り」という感じで非日常が楽しめたのは良かったです。



以下、箇条書きで感想を。

第10R 第5回フサイチネットJBCスプリント(G1、1400m)


● フサイチネット協賛なのに、「フサイチ」の馬でてこねぇじゃん!とか思っていたら、優勝馬ブルーコンコルドの父がフサイチコンコルドだったとは。関口氏にしてやられたかな。
● 幸英明の騎乗、うまくなったなぁとか個人的に思った。
● しかし、名古屋競馬場の勝利騎手インタビュワーよ、幸英明の名前ぐらい呼んでやれや。「見事勝利した騎手にインタビュー…」って。
● そんなことより、2着・3着がともに9歳馬って… いや、確かに過去の実績はすごい馬だと思うけどさ…
● でも、よかったね御神本さん。今はなき益田から大井に移られてたんですね。
● 横で観戦していた見知らぬおっちゃんと、「ノボトゥルーは豊マジックか」ってな話をしてました。そうにでもせなやってられん。
● 確かにブルーコンコルド、2周目の4コーナーでもう間違いないとは思ったけど、生で見ている限りでは、結果はともかく白熱したレースだったよ。
● しかし、通常通りの1,200m戦だったらどうなってただろう?1着は変わんないだろうけど。
<JBCスプリントのレース結果(NAR)>

第11R 第5回フサイチネットJBCクラシック(G1、1900m)



● ナイキアディライト、ゲートいやいやで座り込んでしまう暴挙に。チョイ珍しいもの見た感じ。名手石崎でもこうなるのか、と思ってたら石崎隆之じゃなくて石崎駿だったのね。
● ファンファーレ2回なったのにはみんな苦笑。笑いながら拍手してたよ。一度目、生で演奏してた人たちがちょっとかわいそうかな。
● そんなおかげでテレビ放送が軒並み途中でぶちぎられていたことなど露知らず。家で見てたら暴れてそうだなぁ。
● さすがにナイキアディライトはあれでバテたらしい。しょうがないわな。でも、レースを引っ張ってくれたおかげで、なかなか楽しいレースになりましたよ。
● で、結果は今度こそ豊マジックか。マジックというべきことではないけど、正直2レースとも豊外ししてたからなぁ。ショック倍増。
● そんなわけで武豊大明神様は、これで今年G1が10勝目だとか。おめでとうございます。そうは言っても、年末までもう少しがんばっていただかないと。
● まあ、それよりも、見所はレイナワルツの3着だろう。
● 2周目3コーナーぐらいまでは、「まさかこのまま行ってまうんちゃうやろな…」とか思ってたけど、いや、3着まで残って立派だよアンタ。
● さすがに地元名古屋の人も、コレにはびっくりだったようだ。複勝1,970円だしなぁ。
● 結局、今年のJBCはある種荒れたというかなんというか。
● しかし、2レースとも地方馬がちゃんと連に絡んでくれたのも少しうれしい。JRA勢一辺倒では寂しいですし。
<JBCクラシックのレース結果(NAR)>