洛北閑静之地 お茶の山本園


 京都北大路で一仕事のあと、どこかでお茶でもと思っていたのだけど、ゆっくりとお茶が飲めるところを見つけられず、お茶を買うところを見つけてしまいました。地下鉄北大路駅から数分の住宅地の中、情緒があるというか敷居が高いのではと心配してしまうような佇まい。中に入ると「鳴らして下さい」とかかれた鈴が置かれた普通の玄関口に幾つかの商品が並んでいるだけでちょっと拍子抜け。その後出てこられたお店の人は、ものすごく抽象的な注文にも丁寧に答えてくれながら、とりあえず一茶淹れていただく。100g1,575円のお茶は結構甘みが強くおいしい。これくらいの値段になると甘みが感じられますねーなどと説明を受けながら、普段飲みにはこれで十分です、と言われ100g735円の山本園というお煎茶を購入。そして「これは熱湯玉露という種類で、同じ値段でも甘みはこちらの方が強いのでお試しください」と、お試しというにはたくさんのおまけをいただきました。

 さっそく帰宅後に淹れてみた。同じ100g735円の桃山という種類の茶葉。確かに結構熱いお湯で淹れたにもかかわらず、甘みが強い。茶葉も、上述の山本園と違ってかりがねの様な茎が目立つ。また飲みすぎると茶酔いしてしまいそうだなとか思いながらまったりとしていたのでした。