全席自由席の空の旅。RYANAIR


 そんなこんなことをしているうちに、あっという間に時間は過ぎ、ろくにみやげ物を見る暇もなくアイルランドを後にします。やっぱり3日ってあっという間だな。ヨーロッパを1週間では、これだけ見るところを絞ったつもりでも、なかなか満足することもできません。まあ予定をたてず行き当たりばったりなことをしているのも大きな原因の一つなのですが。
 そんなわけでU.K.に転戦。Dublin 17:00発、ヨーロッパの格安航空会社RYANAIRのFR226便、ロンドンはStansted空港まで。ヒースローに比べて発着料の安い郊外の空港を使うことで料金を安くしているのだとか。時間帯がよいのもあって行きよりも高くなった、といっても7EUR。やっぱり安い。もちろん定価ベースでは120EURぐらいだし、航空料金以外に20EURぐらいの税金など諸経費がかかるんですが、それでも充分。しかし、チェックインしてチケットをもらったのに、座席が書いていない。どうなってるのかなーと思いつつも、深くは考えず待合室へ。すると、登場のアナウンスがあったとたん、乗客が尋常じゃなく搭乗口へ殺到。一応整理番号があり、それで先・後はあったのですが、「座席は?」と聞くと「Non Reserved」ってえっ、決まってないの?自由席?? んなあほな…と思いつつも案内されて飛行機へ。うわ、ホンマにみんなバラバラに座ってるよ。いわゆる定員制か。まあ席がなくて立つことはさすがにありえないだろうけれど、3列×3列なので中途半端に真ん中の席が空いてていやな感じだ。なんとか機体の中心あたりに窓側席を見つけたので安心。ちょっとどきどきしながらも、初アイルランドを堪能して去っていきました。今度はアイルランドだけでもいいから、ゆっくりと来たいなぁ。