何もかもが懐かしい…新幹線0系「こだま639号」広島行


 今日から週末を挟み4日間は取材のために姫路通い。今日は朝早いこともあって行きのみ新幹線にしたのですが、たまたま乗った新大阪8:04発のこだま号、ホームに上がって数秒後に、初代0系であることに気づきました。ちょっとそれを知ってからというもの、取材用のカメラで写真撮りまくり。
 6両編成で1両のみ指定席。乗った車両は前から2両目(5号車)、R67編成の26-7210という形式(調べた。意味はよくわからん)で昭和60年東急車輌製。おそらくレールスター導入前にウエストひかりなどに使われてたのだと思ったのは、座席がすべて2×2の4列シートに改装されていたため。おかげで自由席でもゆったり。といってもデッキ出入り口横には今時の電光掲示もセットされている。デッキの扉位置があわないのは改装のサガというかご愛敬。トイレが和式ばっかりだったり、洗面所がコックをひねらないと出てこないタイプだったり、デッキには往年の浜名湖を渡る(少し色褪せた)0系の雄姿が。ああ、懐かしくも安心できる定番、という感じ。車体もどっしりしていて安定、揺れもあまり感じない気がするのは気のせいか。

 後続や対向に「修学旅行」という標識の列車がいたのを見て、そういえば自分の高校時代の修学旅行も0系だったなあと、いろいろ思い出やらなんやらがある列車なんだなあと思いました。新大阪から姫路まで、レールスターで30分弱のところ、ひと駅停車増で所要40分だけど、降りる時には心惹かれてしまった。もったいないかも、もう少し乗っていても良いな、なんて思ったりもして。