「さくらハイツ102」第3巻/小笠原朋子/双葉社(アクションコミックス)

さくらハイツ102 3 (アクションコミックス)

さくらハイツ102 3 (アクションコミックス)

 あ、AMAZON画像無かった。ちょっと寂しい。(いつのまにか画像入ってた。ちょっとうれしい。)
 「アパート管理人の大学生と(自称)女優のアパートメントラブストーリー」完結編。4コママンガでじわじわと進んだり進まなかったりする展開具合がじれったくも楽しみで、雑誌を読んでいなかったので単行本発売日に即購入。この作者の著書の中では一番好きでした。意外でもなんでもない結末に行くまでのじわじわとした描写がいい感じで。ちょっと最後急な感じというか、あともう一話分ぐらい…とも思ったけど、それぐらい物足りない気味が良いのかな。そのちゃんと水野くん(主人公二人ね)のラブラブなところなんて似合わないかもだし。また新しい作品を期待してます。
 ちょっと追記。うーん、なにかおもしろいと思いつつも展開にいらいらするところって、結局水野くんが自分から何も行動していないことか。確かにうじうじしているというところ(そりゃ考えすぎて何も行動できないんだから)、周りにこんなのいたら友人でも鬱陶しくなるかもしれない。自分に似てるかもと思ったりしてそれはそれで…。まあ20代前半なら笑ってすませるのかもなぁ…とか思ってしまう自分はもう歳なんだなーと思うとそれはそれで鬱…。