福山競馬場・全日本タマツバキ記念第4回アラブ大賞典


 お祭りの正体。それは「農林水産大臣賞典 全日本タマツバキ記念 第4回アラブ大賞典」って長いよタイトル! タマツバキ記念という冠は、そもそもJRA中央競馬で、アングロアラブの名馬・タマツバキを讃えて行われていたアラブ種限定の重賞で、JRAがアラブ競争から撤退した際、西日本地区のアラブ種導入競馬場が持ち回りで西日本地区交流競争として開催、その後交流地区を全国に拡大、また2001年以降福山競馬場固定で開催となった、由緒があるんだか無いんだかわからないレース。1800mとはこの競馬場としては長めと思う(→すみません、うそでした。ここ、2600mまで設定ありましたー)。
 北海道・金沢・名古屋・園田・高知から各1頭ずつ招待、地元福山から5頭の計10頭で争われた。4番ホーエイトップが出遅れた以外はきれいなスタート、ほぼ予想通り逃げ馬8番ラピッドリーランと先行馬3番園田のハッコーディオスが中心にペースを作る。2周目向こう上面でラピッドリーランの脚が止まりハッコーディオスが先頭に立ったかと思ったころから、1番スイグンがものすごい脚で差し、のこり200mものすごいたたき合いだったけれど、結局スイグンが半馬身差をつけて1着。開催4回目にして初の地元馬勝利に、競馬場は沸き返っていました。しかし、見ているときには全然気づかなかったけど、サラブレッドに慣れてる身としては勝ちタイム1:58:7って遅いよね?
 レースの直前、イベントスペースの「今日のプレゼント」コーナーでなんだかわからない馬の写真と騎手のサイン(…すみません (^^;))をもらい、よく見たらこれがスイグンと騎乗片桐騎手。これはなにかの思し召しとばかり、スイグンから馬券を買ったところに見事な優勝。いい記念になりました。
 ただ、気になったこと。上の写真はファン前に出てきたスイグンの姿だったのですが、その前にゴール板奥の事務所前で、優勝馬の記念撮影をしていたのです。しかし、このカメラマンたちがフラッシュばしばし焚きまくり。確かにちょっと曇天ではあったのですが、公式の記念撮影ってどこでもそういうもんなんですか?あまりに激しいフラッシュで、せっかく勝ったスイグンものすごく暴れてましたけど…?ちょっとかわいそうでした。その後スタンド前でお披露目されたときのファンの方が、よっぽどカメラマナー良かった(もちろんフラッシュも光りませんでした)んですケド…。
 あ、あと、地元FM局の実況中継聞いてたんですが、レース中にはBGM要らないと思います…聞きづらいときがあったりして。

 NARサイトの結果は→こちら。 ※出馬表・成績・オッズ等は、主催者発表のものと照合してください。