東京競馬場・第71回東京優駿、そしてここから始まるもの。

 まあ、馬券的には「なかったこと」にしたいぐらいなんですが。
 走行中の車を無理言って止めてもらい、車載カーナビ画面でテレビ観戦してたのです。スタート直後から後藤マイネルマクロスが大逃げ。で、なんですぐ後ろをコスモバルクが追走してますか!?これはやってはいけない10年ほど前の安藤勝ライデンリーダーオークス大逃げを思い出してものすごくいやな予感。…結果的にはマイネルマクロスメイショウムネノリが16・17着に敗れたことを考えると、あんなペースで8着とはコスモバルクやはり負けても強しという感じがします。五十嵐冬樹も自分を騎乗ミスとコメントしてましたが、府中コースはほとんど経験もないことですし、今回の結果を悔やむよりも、これでコースを理解して今後に生かして欲しいです。横山典ハーツクライが追い込み惜しくも届かずという芸を見せてくれましたが、展開が変わってもこの馬が勝つ姿は想像できず、キングカメハメハの大レコードは、ペースもあったと思いますがやはり強かったのでしょう。「NHKマイル→ダービーのステップを作る」と変なこだわりを通すよりも、やはり皐月賞に出してほしかったという気がします。あとマイネルブルック予後不良コスモサンビームの骨折と、大1番が残念な結果になってしまった2頭には冥福と今後のよい結果を祈らずにはいられません。
 コスモバルクには思い入れもありいろいろ言いたいこともあったのですが、当日夜に友人たちに散々愚痴ったおかげでだいぶ晴れました(笑)。とりあえず、この馬のチャレンジは今始まったばかり。まだ馬生の中で将来の好敵手たちと2レース戦ったに過ぎないし、これから菊花賞もあれば古馬になってオグリキャップのように変化していくのかもしれません。これからの成長を祈り、見守っていこうと思いました。この馬のチャレンジはここで終わったのではなく、これから始まると思って。
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