『神戸在住』第6巻/木村紺/講談社(アフタヌーンKC)ISBN:4063211606

 読みたくなった本はこの本だったんですが。
 簡単に言うと、東京から神戸の大学に来た大学生の日常、なのだけど。本当にありそうな日常、ほのぼのとしてるかと言えば決してそれだけじゃなくって、阪神大震災のことや人の生き死になどまでが淡々と描かれている。なんだか人の日記を読んでいるようだ。ちょっと独特の雰囲気があって、今まで人に勧めてもあまり芳しい反応をもらったことはないけれど、でも人に勧めてみたくなる、という本です。まあ面白いとか感動するとかはなく、本当に淡々とした日常なのだけれど。あーこの本を読むとなんかいろいろとアタマに浮かんでくるなあ。