桜花賞の借りはダービーで返す! 園田競馬場・第5回 園田ダービー
そんなわけでメイン11Rは園田の3歳3冠の第1戦、園田ダービー。9RのJRA交流指定「加古川特別」にやってきた小牧太・赤木高太郎が地元凱旋参戦。それも小牧太は騎乗予定の実力トップといわれるジャングルパワーが回避、しかしスタッフの配慮でホクセツガーデンに騎乗、これまた1番人気となる。
1周1050mのコースを、2コーナーボックスからほぼ1周と3/4を走る1870mという半端な距離。昔はほとんどの馬が初距離だったらしいが、新聞を読むと前姫路開催やJRA開催へ遠征し経験させている馬がほとんど。ただ他場より遙かに小回りの園田でどう変わるか。
スタートはホクセツガーデンがいいスタート、内からネイビーズサンが逃げそのまま。2周目向こう上面からキヌガササファイヤが一気に先頭を伺う。しかし4コーナーからホクセツガーデンが一気に抜け出すとそのままゴール前では楽勝の4馬身差。なんと小牧騎手このレース3勝目!(まだ5回目なのに)とのこと。まだ中央ではデビュー以来まだ勢いも見られないけれど、やはり地元では水を得た魚のよう。この勢いをそのまま中央まで持っていって欲しいものです。
レース後の表彰式・勝利インタビューが観客のすぐ前で行われ、小牧騎手の受け取った花束がファンに渡され、そのまま色紙や馬券を差し出すファンに囲まれいつまでもサインをし続けていた風景を見ていると、こういうところはJRAにない“アットホームさ”だろうと思いました。
ま、こんな冷静な観戦記を書けるのも、きっちり馬券がとれたからなんですが。
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