「Wedgwood Tea ワイルドストロベリーシリーズ ファインストロベリーティー」

knyacki_j2006-12-14


 先日、友人の結婚式の際に、ウェッジウッドのアソート ティーバッグというティーバッグのセットをいただきました。なんだかよくわからないけど景品で。友人(♂)はこんなこじゃれたものを見つけられるとは思えないので、おそらくお連れ様のチョイスなのでしょう。内容は、ファインストロベリー、アールグレイフラワーズ、ピクニックティー、ウィークエンドモーニングティーの4種類。
 基本的にフレーバーティが苦手なので、自分で購入することはまずないのですが、せっかくですし、会社で飲むにはいいかと思って、持ってきてはせこせこと飲んでいるところ。今は一番数の多いファインストロベリーティーを飲んでいるのですが、これが結構いい感じ。余り刺激的ではない、ほゎんとした甘いストロベリーの香りが漂い、心地よいです。でも味には癖もなく、またティーバッグを入れっぱなしにしても濃すぎることもなく。このところいろいろなものに追われていてイッパイイッパイになってしまっているので、気分転換にさせていただいてます。今日のおやつは、会社に届いたお歳暮の羊羹。紅茶も結構合う感じ。

 旅先の本棚、病床の本棚、通勤途上の本棚 78〜

 うーん、今年は100冊無理かなぁ…。単純に読んでる冊数では超えてるけれど。かといって、今から無理矢理更新するのも悔しい、というかそんな余裕はねえ!よなぁ…。

「廃用身」/久坂部羊幻冬舎幻冬舎文庫

廃用身 (幻冬舎文庫)
 高齢者医療をテーマとした小説。まるで現実にあった話かのように淡々とルポ調に描かれている本編は、ですが、冷静に考えるとリアリティがありすぎて、でも背筋が凍るようなお話です。
 麻痺や障害などで自分の意志でコントロールできない四肢。じゃあ取ってしまいましょう。動きが軽くなって本人も大喜び、なんて言われ、ではどこに悪意が存在するのか、どこに批判点があるのか。たとえば、ただ「気味悪い」という理由で否定してもいいのか。どちらの意見も同意できる点もあるだけに、なにか自分が計られているような感じがして複雑な気分になったものです。
はてな年間100冊読書クラブ 078/100>

悪魔の飽食 新版―日本細菌戦部隊の恐怖の実像!」/森村誠一角川書店(角川文庫)

新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)
 戦争での表に出ない暗い歴史の一つですね。9月にアウシュヴィッツ強制収容所跡に行った時に考えたようなことが、また頭を巡ります。戦争というフィルタをかけると、時として思想の共有できない人間はもはや人間ですらなくなるのだろうな、と。目を背けられない歴史です。
はてな年間100冊読書クラブ 079/100>

「ファンタズム」/西澤保彦講談社講談社文庫)

ファンタズム (講談社文庫)
 純粋なミステリーではなく幻想ホラーという感じ?うう、最後の最後まで見抜けなかった… なんか著者を知らなかったら「こんなミステリーはズルい!」とか言ってるのかもしれないけど、今までいろいろな小説を読んできたら、これはこれでありと思えるのは、まるで信者か何かのよう。
はてな年間100冊読書クラブ 080/100>

「クレイジーカンガルーの夏」/誼阿古ソフトバンククリエイティブGA文庫

クレイジーカンガルーの夏 (GA文庫)
 うーん。年代的には、私よりもう少し上かな。なんかあるある、こういう青春の一コマ、とか郷愁感漂ういい話、ではあるんですけど。なんというか、個人的には、新鮮みとかオリジナリティ、というものが感じられなかったんです。話の筋も、表現も、なんかどこかで見たことのあるような。新刊を読んでいるという感じがまるでしなかったり。特に前半は読むのが苦痛だなぁ、と。それだけ丁寧に綴られているということなのかもしれないですけど。全体でいうと何となくあわなかったのかな、後半は充分に楽しめる話だったので、また今後があれば読んでみるのかも。
はてな年間100冊読書クラブ 081/100>