枕崎有機紅茶 手摘み べにひかり

knyacki_j2006-11-01

 今日、11月1日は『紅茶の日』だそうです。なんでも、1791年ロシアに漂着した大黒屋光太夫が、当時の首都ペテルブルク(現在のサンクトペテルブルク)で女帝エカテリーナの茶会に招かれたという史実にちなんでいるのだそう。ん、なんかこの書き出し、過去にもしたことがあるような…?
 そんなわけで、ひさびさに紅茶を茶葉から淹れてみる。お題は、春に鹿児島にいった際に購入した国産紅茶「べにひかり」。べにひかりとは、日本の紅茶用茶葉の品種名で、比較的渋みが少なく、緑茶には向かない種類なのだそう。
 実際に淹れてみると、水色こそきれいなのだけど、なんていうか紅茶らしくない。あえて比べると中国産キームンのような、くすんだ感じの味なのだけど。紅茶らしい渋みが少なく、あっさりとした感じ。というか、コクがなく、味気ないのです。たぶん、ミルクとか入れたら紅茶自体の味がわからなくなるぐらいの感じ。正直に「おいしいか?」と尋ねられると好みの問題だけど、うーん…というところ。紅茶の渋みが苦手な人などにはいいのかもしれないけど、普段から紅茶に飲み慣れている私としては、おいしくない、というより、物足りないという感じ。結局、紅茶らしくないのです。日本産の品種は、紅茶にあまり向いていないということなのかな、などと思ってしまいました。うーん、紅茶の日の感想としてはあんまりだなぁ。