JR東海の駅で売ってるこの2種類は本当に味が違うのか?

「一番摘茶入り 静岡茶」(写真左)
JR新大阪駅新幹線構内売店にて購入
290g/キャップ付きアルミ缶/購入価格120円(税込)
品名>せん茶(清涼飲料水)
原材料名>緑茶(せん茶)、ビタミンC
販売者>株式会社トーイン
その他表記>日本一のお茶の産地、静岡。温暖な気候と豊かな土壌、良質で豊富な水は、お茶を育むのに最適の環境と言えます。
一年間、丹誠込めて育て、八十八夜を迎えて摘み取られる一番茶(新茶)は、深みのある甘みを味わうことができます。

「一番摘茶入り 宇治茶」(写真右)
JR新大阪駅新幹線構内売店にて購入
500ml/PET/購入価格150円(税込)
品名>せん茶(清涼飲料水)
原材料名>緑茶(せん茶)、ビタミンC
販売者>株式会社トーイン
その他表記>古く鎌倉時代に中国から伝えられたと言われる宇治茶は、その時々の為政者達に愛され発展してきた、日本のお茶の起源とも言えるものです。
一年間、丹誠込めて育て、八十八夜を迎えて摘み取られる一番茶(新茶)は、深みのある甘みを味わうことができます。

 5月半ばは、仕事で新幹線に乗ることが多く、「うわぁ懐かしい団子鼻こだまだ〜(0系新幹線のこと)」などと前年同様はしゃいでいたのですが、そのときいつも新大阪の駅で購入していたお茶が、このJR東海の子会社が出している緑茶で。それが、よくみると購入場所によって「静岡茶」と「宇治茶」の2種類があることがわかり、それも決して横に一緒に並んでは売られていず、実は前々から気になっていたと言うこともあって、思い切って(と言うほどのことでもないけど)場所を変えて2本とも購入し、グラスに入れて比較してみることにしました(会社で)。何やってるんでしょうねぇ。


 たまたまこのときは片方がHOT対応アルミ缶だったけれど、別の場所ではPETでも売られていたので、中身には違いはないのでしょう。たまたまガラス器が2つあったので、それぞれ注いで比べてみました。ん〜?見た目はまったく変わりなく見えるようにも思う。初め、静岡茶のほうが若干水色がにごっているのかという気もしたのだけれど、気泡が多くそう見えただけな気がしてきた。しばらく置いていると、やっぱり同じ色だなぁ、と。うーんわからん。違うような、違わないような…。


 で、味。心持ちだけど、静岡茶のほうが渋みがあるように思った。宇治茶にはない飲後の下のザラザラ感がそうかなと思うのだけど。気のせいか静岡茶の方が淡泊なように感じる。でも、この2つを比べたら静岡茶のほうが飲みやすいような気がした。静岡茶のような、渋みかなと思うような後味が無い宇治茶のほうが、なんとなく味にしまりが無いような感じ。ちょっと意外。といっても、あまり自分の舌に自信はないので、断言はしにくい。そもそも、これくらいの違いといっても、首をひねりながら考えに考えてこの程度の違い。つまりは、実際にはほとんど変わりなく、こだわり気にするほどの違いではないということだ。まあ、そうだろうなぁ。

 結局、わかったようなわからないような、まあよくわからないという結論に。一応中身は違うような気がするけど、飲み比べてもわかるほどの違いはない、ということかな。