「伊藤園 二〇〇五年初摘み 烏龍新茶」

伊藤園 二〇〇五年初摘み 烏龍新茶」
スーパーライフ某店にて購入
500ml/PET/購入価格100円(税込)
品名>ウーロン茶飲料
原材料名>烏龍茶(黄金桂)、ビタミンC
販売者>株式会社伊藤園
その他表記>無香料・無調味
(その3)黄金桂とは…茶葉を抽出した液が黄金色にかがやき、香りはキンモクセイの花のように香しいことから「黄金桂」と名付けられました。中国商業部により優良茶と評され1985年に農牧漁業部と中国茶葉学会により「中国銘茶」と評されました。すなわち、中国政府が認めた優良品質のお茶です。
※中国ではキンモクセイを桂花と呼びます。
[希少な烏龍新茶原料]早場所黄金桂(3月中旬〜4月中旬)150t(全体の1%未満)>黄金桂春茶 600t>春茶 3.5万t>烏龍茶生産量 約10万t(←図解)

 伊藤園はどうも黄金桂茶葉が好きなようで、昔から「金の烏龍茶」という名称で黄金桂がメインに用いられている。水色が明るく、発酵度も低いということと、香りも強くすっきりとした印象になること。後あえていえば、他社が一般的に烏龍茶と発売している福建省産茶葉の中でも鉄観音水仙・四季春などと差異がつけられるからかとも思える。金の烏龍茶の発売当初は、濃く強い烏龍茶に馴染んでいた身としては味に違和感もあったのだけど、今はいろいろと飲むようになったことも含めて慣れたかな、というところ。個人的にあまり好みでは無い系統の味なので、今でもこの味は、多少なりとも香料が入っていてもおかしくない様に感じてしまうところがあります。それだけ烏龍茶*1でも、新しい・質のいい、などの条件に合う茶葉を選択することによって、これだけの味や香りも出るのだということですか。
 まあ、細かいことをいうと、ちょっと、下の方の黄金桂の説明や原料の表記図は誇大広告気味な感も。まるでこの茶種のみが最高級品であるかのように感じ取れてしまうので。まあ、そう受け取ってほしいのでしょうが、烏龍茶と言われる茶種の中にも、質だけでなくいろいろな発酵度や味の茶種があって、ひとくくりにできるようなものじゃないと思うのだけど。優良品種にしても、黄金桂以外にもいろいろあるわけですし。まあ黄金桂の説明については、最初に(その3)とあるので、たぶん続き物ですね、それまでの展開がわからないので言い切ってはいけないかもしれませんけど。

*1:中国茶分類上でいうところの『青茶』と同義