園田競馬場・第13回ゴールデンジョッキーカップ

 今日は、園田競馬場でちょっと面白そうなイベントをしていたので行ってきた。実力者たちが揃う祭典、ゴールデンジョッキーカップJRAにも年末、阪神競馬場ワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)という海外・地方より騎手を招待し腕を競わせているイベントがあるが、それのもっと基準がはっきりした版、とでも言えばいいだろうか。参加条件はシンプルに、通算2000勝以上。今回で13回目なのだが、地元兵庫に2000勝騎手がいなかった期間はこのシリーズもお預けだったと言う。現在2000勝超騎手は中央・地方合わせて30数人いるそうだが、今日揃ったのはそのうちの12名。「ファイティングジョッキー賞」「エキサイティングジョッキー賞」「チャンピオンジョッキー賞」の全3レースのポイント制で争われ、今週火曜に公開抽選により騎乗馬が決められている。

 5R終了時に、ビジョン前に全員が勢揃い、おなじみ吉田アナウンサーにより紹介が行われる(写真はその時)。ほんと、聞いてるとそうそうたるメンバー。

  • (第1戦) 7R ファイティングジョッキー賞 1,400m

 安藤勝己(JRA)が逃げ、一度は捕まりかけるも直線半ばまでしぶとく粘ったが、桑島孝春(船橋)・小牧太(JRA)・内田利雄(宇都宮)・菅原勲(水沢)が一気に襲いかかる。結局大混戦の末、菅原勲がハナ差で差しきる。

  • (第2戦) 8R エキサイティングジョッキー賞 1,700m

 ここでも安藤勝己菅原勲が先行。4コーナを廻ったところから一気に中断控えていた内田利雄が抜けて行きそのままゴール。2着は的場文男(大井)。

 今回ペースを作ったのは安藤兄弟でも兄・光彰(笠松)、1番人気鮫島克也(佐賀)もすぐ後ろを追走。先行集団ほぼ塊のまま1周半、最後の直線になり一気に鮫島が突き抜ける。これは馬が強かった。2着に中断後ろから小牧太(JRA)。


 なんか、ジョッキー賞だしと馬名省いたら、まるで徒競走してるようになってしまった。ちょっと間抜けだ。とりあえず結果、菅原勲(水沢)と内田利雄(宇都宮)が同点首位で並んだが、10Rでより上位の者、という規定により菅原勲がシリーズ初優勝となった。
 しかし、ほんとハイレベルで文字通り「手に汗を握る」戦いでした。どのレースも新聞印通りには決まらず、楽しかったけど(馬券は当たらず)帰って参りました。あいたたた…。

(参考) 第13回ゴールデンジョッキーカップ総合成績 2004/6/24 園田競馬場



順位


騎手名(所属)


総合


7R(得点)



8R(得点)


10R(得点)


優勝


菅原   勲(岩手)


33点


  1着(20)


  5着(  6)


  4着(  7)


2位


内田 利雄(栃木)


33点


  3着(  8)


  1着(20)


  6着(  5)


3位


小牧   太(JRA


28点


  2着(12)


  7着(  4)


  2着(12)


4位


鮫島 克也(佐賀)


25点


  7着(  4)


12着(  1)


  1着(20)


5位


的場 文男(大井)


19点


  8着(  3)


  2着(12)


  7着(  4)


6位


桑島 孝春(船橋


16点


  4着(  7)


10着(  1)


  3着(  8)


7位


安藤 勝己(JRA


15点


  5着(  6)


  3着(  8)


12着(  1)


8位


岩田 康誠(兵庫)


15点


  9着(  2)


  4着(  7)


  5着(  6)


9位


有馬 澄男(兵庫)


13点


  6着(  5)


  6着(  5)


  8着(  3)


10位


安藤 光彰(笠松


5点


12着(  1)


  8着(  3)


10着(  1)


11位


川原 正一(笠松


4点


11着(  1)


11着(  1)


  9着(  2)


12位


武    豊(JRA


4点


10着(  1)


  9着(  2)


11着(  1)